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熱中症は梅雨どきこそ注意したい!

熱中症
暑い夏が近づくと、「熱中症」というのをよく耳にするようになりますね。
今年は寒暖の差が激しく、早い時期から熱中症が増えて、
すでに、去年の3倍にも及んでいるそうです。
暑さに慣れていない時期に けっこう多いのです。

熱中症は、どういう状況で発症するのでしょう?

 ① 気温が高い
 ② 湿度が高い
 ③ 風が無い

どれか当てはまる日は注意が必要です。
※ たとえばスポーツの試合なども、
・ 気温が・・度以上
・ 湿度が・・%以上
・ 風速が・・m以内の時
には、行わないと決められている場合があるようです。
天気が良い日に限らず、気温が25℃以上なら気をつける必要がありますね。

梅雨こそ注意したいのは、どうしてなのか?

・ 湿度が高いと、汗が蒸散しないので 体温が下がらなくて熱がこもってしまいます。
・ 汗を蒸発させるときに体の熱を使って、体温を下げるわけです。

気温が30℃以下でも、熱中症患者が多く出ているのは、こういったことがあり
毎年6月になって増えているそうです。
部屋を閉めきることの多い梅雨の時期にこそ、注意が必要なのです。

では、室内に居るときは何に気をつけたらいいのでしょうか

 

  •  閉めきった無風の室内が一番危険
  •  体にこもった熱を下げる必要があるので、窓を開けて風を通すことをこころがける
  •  濡れタオルで「首筋」「脚の付け根」など、大きい血管を冷やすことで熱中症の予防になる

熱中症について知っておくべきこと

症状の目安は初期症状として、

「クラクラする」「めまいがする」「足がつる」
「頭痛」や「吐き気」「体がだるい」となると、要注意です。

初期の対処は(意識がある場合)、

・ 部屋を涼しくして、頭より足を高くして休む
・ 無理なく水分が取れるなら、水分補給をする
(利尿作用のない麦茶やミネラルウォーター)

水分の効果的な取りかたは、/h3>
水分補給
コップ1杯(250cc)を1時間に2~3杯 ゆっくり飲む ← 吸収率を上げるため

冷たい物を一気に飲むと、お腹をこわす可能性があるので注意しましょう。

汗と一緒に出たミネラルを補給するために 塩分を取ることも必要です。(塩飴など)
わたしは、塩で板擦りしたきゅうりを2~3本冷蔵庫に冷やしておいて、
おやつ代わりに食べたりします。
水分と塩分と両方取れますよ。

熱中症にならないために気をつける 日々の予防は、

  •  1日1.5ℓ~2ℓを目安に、こまめに水分補給をすること
  •  外出の際は、翌日がどんな天気なのか常にチェックし、気温が高そうならペットボトルなどを1本余分に用意して、すぐに飲めるようにすることも大切です。
  •  エアコンで気温を下げるだけでなく、湿度を下げるために扇風機を併用して風の流れをつくる

汗のかき方も 体調維持には大切で、意識して注意してみましょう。

良い汗のかき方

・ 体全体で汗をかく(体温を下げる効果がある)
・ 汗がさらさらしている(風などで汗が蒸発しているから)

悪い汗のかき方

・ (ワキの下やお尻など)一部分だけ汗をかく(体温を下げる効果がなく気温が高いことが原因の可能性)
・ 汗がベタベタしている(湿度が高く風が無い証拠)

また子どもが暑いのに汗をかいていないときは、汗が出切ってしまっている可能性があり
熱中症となる危険もあります。
周りの大人が十分注意してあげることが大切ですね。