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ノロウイルスの症状と潜伏期間。予防対策と正しい処理法

毎年11月頃から、ウィルスによる感染性胃腸炎が全国的に流行します。
ヒトからヒトに感染する ノロウィルス が原因と見られます。

1  気温が低く
2  乾燥する
という2つの条件が揃うと、ウィルスは一気に流行します。

これは、気温が低いとウィルスが活発になり、
乾燥していると、空気中に漂って長生きし
ウィルスが繁殖しやすい環境になるからです。

     【 ノロウイルス 】

◆ 潜伏期間・・・・・1~2日
◆ 主な症状・・・・・吐き気、嘔吐、激しい腹痛、下痢、発熱
◆ 感染したら・・・・特効薬はなく水分補給など対症療法が有効
◆ およそ数日で回復するものの、子どもや高齢者は重症化することもある

感染経路は?

 ・ ノロウィルスに感染した食品を通して
 ・ 感染者の手や嘔吐物・排泄物から
 ・ 乾燥したノロウィルスが舞い上がり感染(飛沫感染)

年末に向かって集団感染が増えるのは、
12月に入るとだんだん気温が下がり、免疫力が低下してきます。
年末は生活が不規則になり体調が崩れやすく、多くの人との接触で
感染の確立が高くなるからです。

ノロウィルスの予防と対策

ノロウィルスの対処予防のポイントとしては

① アルコール消毒では効かないので、薄めた塩素系漂白剤で消毒する
② 下痢止めは飲まない方がいい(体外に出すことが必要)
③ 一度感染した人でも再び感染する

こまめな手洗いの徹底が大切ですが、ノロウィルスの予防につながるとして
最近あるタンパク質の効果が注目されています。
母乳の初乳や、ナチュラルチーズに含まれている ”ラクトフェリン” です。

ラクトフェリンの入ったヨーグルトを、週1回食べた人より毎日食べた人の方が
発生率が低かったという調査報告があるそうです。

これはラクトフェリンが体内でノロウィルスにくっつくことで、
活動を防いでいる可能性があるのでは?といわれています。

ラクトフェリンが多く含まれている食品は、
ゴーダチーズ 100g に、100ml以上
カマンベールチーズ 100g に、60ml以上
ですが、加熱すると効果がなくなるので注意。

ノロウィルスの感染対策

感染を広げないための家庭での対策として、
1. 十分な手洗い 2. 塩素系漂白剤 3. 換気 がありますが、
最も気をつけなければならないのが、嘔吐物の処理です。

目に見えなくても、2~3メートルまで飛び散っています。
拭き残した嘔吐物にチリやホコリが付着して、室内に舞い上がり
吸い込んで感染することがあります。
感染を広げないためには「嘔吐物の処理」を正しく知っておくことが大切です。

 《 嘔吐物の処理方法 》

処理に必要なもの・・・使い捨てマスク
           ビニール手袋
           ビニールエプロン(膝より丈の長いもの)
           ビニール袋
           ペーパータオル
           塩素系漂白剤 ⇒ 500mℓのペットボトルでキャップ1杯

処理する際は、事前に窓を開けて空気の入れ替えができる状態で行うこと。
① 塩素系漂白剤を水で薄めた溶剤を用意する
  水 6 ℓ ; 100mℓ (キャップ4杯)漂白剤によって違うので濃度は0.1%にする
② 使い捨ての手袋・マスク・エプロンを着用
  床に膝をつくことがあるので、長めの丈のものがよい
③ ペーパータオル5~6枚を重ねて、1mくらいの外周から内側へ集めていく
④ 拭き取ったペーパータオルは、その都度ビニール袋へ入れて溶剤をかけて浸す
⑤ 外に飛び散らないように縛り、念のため袋を二重にして処理
⑥ 拭き取った場所は、広範囲にペーパータオルで覆い溶剤をかけて浸す
  10分ほど放置したあと、ビニール袋に入れて処理、後きれいに水拭きする
⑦ 手袋は裏返して外し、マスク・エプロンとともに処分する

処理後は石鹸で手をよく洗いましょう。
その他の注意点としては、ドアノブや水道の蛇口なども
薄めた溶液で消毒するとよいでしょう。

秋バテとは?秋バテの症状と解消法、秋バテに効く食べ物

猛暑が終わって秋バテに注意!

猛暑がひと段落して、ようやく過ごしやすくなった時期にもかかわらず、
寝つきが悪かったり、お腹の調子がよくなかったりと、
なんとなく体の不調が出ていませんか?

これ、「 秋バテ 」 というそうです。
猛暑の夏バテを乗り切ったのに、なぜ?

この体調異変は、気象と関係があるようです。

「天高く~」のごとく、晴れて空気が澄んでいる今頃の時期は、

  • 日中の最高気温が上がって高い
  • 朝方は、気温がすごく下がっている

というわけで、一日の中での温度差が激しい。
知らずしらずのうちに、猛暑の疲れやダメージを蓄積した身体は、
この寒暖の差で、自律神経に異変を起こします。

自律神経は、
寒いと、交感神経が優位にたって(ストレス)、血管がちぢむ。
暖かいと、副交感神経が優位になり(リラックス)、血管が広がる。
寒暖差で、血管の収縮と拡張をくり返してバランスを崩してしまいます。
これが体調異変を起こす「 秋バテ 」です。

内臓のなかにも血管はあるわけで、血行の悪化が内臓を冷やし
下痢や腹痛の症状が出るのです。 ← 不調の兆し

秋バテの症状

  •  寝起き・寝つきが悪い
  •  肩こり
  •  足のむくみ
  •  肌荒れ
  •  食欲半減
  •  頭痛
  •  下痢・便秘

夏から秋へ変わる時期が、一年のうちで最も寒暖差を感じやすいそうです。

温度差の巾が 10℃ あるとした場合、
夏の、35℃ ー 25℃ は、暑いか少しマシか、のどちらも ”暑いゾーン” にあります。
冬の、25℃ - 15℃ は、寒いか涼しいか、のどちらも ”寒いゾーン” にあります。
秋の、最高気温 30℃ ー 最低気温 20℃ は、”暑い” か ”寒い” かのどちらかになり、
体感的には、広がりが大きく感じてしまうのです。
なので、寒さ対策の 「温活」 が必要なのですよ。

秋バテの解消には ” 温活 ”

自律神経の異変で血行が悪くなっているので、循環よくするために
「温活」が効果的です。

    [ 温活 ]

温食・・・食べ物や飲み物は、常温以上に。
夏の疲れで胃腸が弱っているので、暑い夏の食生活のままだと胃腸を壊します。
ショウガや七味など温め効果が持続する食べ物を。
<体の中から温まる食材>
もち米・ねぎ・ショウガ・鶏肉・栗

温浴・・・38~40度のぬるめの湯にゆっくりつかる。
低い温度は、血管を広げて体温も上昇。
熱いのはダメ。40度を境にして、交感神経と副交感神経が入れ替わります。

温眠・・・お腹・腰・太ももを温める。
お腹周りは主要な臓器が多く、冷やさないように。
首・手首・足首には、表面を太い血管が通っているので
環境の変化を受けやすく、冷やさないようにする。

秋バテ解消の ” 指先マッサージ ”

指先に溜まった血液を、全身にいき渡して血液の循環をよくします。

◇ ほおずき揉み
爪の横と指の腹を、ほおずきを揉む程度の力で刺激する
◇ 指組み
両手の第一関節を、合せて組んで軽く握り、1分間キープ

テレビを見ながらでも、通勤途中でも、いつどこでも手軽にできますね。

秋バテ解消の ” タオル体操 ”

筋肉に溜まった血液を、心臓の方にもどします。

◇ お腹周り、太もも、首、など、こするだけじゃなく、筋肉を揺らすようにします。

秋バテの対策は

昼間が短く、日照時間は少なくなっています。
出かけるときは暑くても、夕方以降はグンと涼しくなりますから
一枚羽織るものを、準備していきましょう。

通常は冷え性じゃなくても、知らず知らずのうちに自律神経に負担がかかっています。
身体にゆとりの持てる生活を心がけましょう。

夏風邪の症状と治し方。子供の長引く夏風邪や高熱に注意

寒い冬の乾燥した時期には、よく風邪やインフルエンザに
かかってしまう事があります。

夏も、クーラーで冷えて冬と同じような風邪をひいてしまうから、
夏風邪、というのかと思っていました。
ところが、冬にひく風邪と夏風邪とは、ウィルスも感染の仕方も違うようです。

冬の低温・乾燥した環境で活発になる ”コロナウィルス” などとちがって、
夏風邪のウィルスは、 ”アデノウィルス” や ”エンテロウィルス” のように
高温多湿を好むのが特徴です。
経口感染や接触感染が、主といえるでしょう。

夏風邪の症状は、
発熱とともに、①腹痛や下痢
②喉の痛み
この二つが主な症状といえます。

”エンテロウィルス” は、胃酸に強く、腸内で増殖するので
感染すると、発疹と下痢症状をおこします。

子どもに多い手足口病は、エンテロウィルス属が原因で、
口腔内に潰瘍ができたり、手のひら、指、足などに、
水疱の発疹がみられます。

高い熱はあまり出ないようですが、大人もかかることがあって、
子どもに比べて 高熱など症状が重くなるようです。

咽頭結膜熱、俗にいうプール熱は、 ”アデノウィルス” の感染でかかります。
発熱とはげしいのどの痛み、扁桃が赤く腫れて炎症し、
眼が充血して、結膜炎を伴います。

夏風邪の予防のために
夏風邪は、冬の、くしゃみや咳による飛沫感染とちがって
経口感染・接触感染が原因のことが多いようです。

・手をよく洗うこと
・外出先から帰ったら、うがいと目薬の徹底を
・タオルの使い回しをしないこと (多湿で不潔な環境は、菌を増殖させる)
・プールに入ったあとは、シャワーでしっかり目や身体を洗い流す
・睡眠不足に注意 (暑い夏の時期は、体力が衰え気味で免疫力も低下する)
・クーラーなどで冷やしすぎない
(室内と室外の気温の差や、湿度差が大きいと免疫力が落ちる)
・水分補給と栄養をしっかりとる

夏風邪にかかってしまったら・・
風邪のウィルスに対する薬というのは、残念ながら無いのです。
高熱で身体の手足が痛くなるようなら、解熱剤を使います。
その他痛みの症状を、緩和させる薬はあります。

睡眠を十分にとって、体力と免疫力を高め
自然に治るのを待つ、のが一般的です。

喉の痛みがひどくて 飲食ができなかったり、
下痢がひどいと、脱水症状に陥りやすくなります。
十分な水分補給が必要ですね。

また あまり食欲がなくても、免疫力を高めるには
体力をつけなければなりません。

夏風邪の食事は?
納豆や、ヨーグルト、チーズ、キムチなどの発酵食品は、
免疫を活性化したり、腸内を整えてくれるので、お勧めです。
ショウガも、発汗を促し免疫力を高めてくれるので、
夏季の体力維持にかかせません。

熱帯夜での睡眠不足や、暑さによる体力消耗、食欲不振などで
夏風邪を、長引かせてしまうことが、多いようです。
予防や対処を しっかりと知っておくことが大事です。